松井秀また沈黙…“ゴジラの日”から逆襲だ

[ 2010年5月6日 06:00 ]

<レッドソックス・エンジェルス>試合前、岡島秀樹(左)と挨拶を交わした松井秀喜

 【エンゼルス1―5レッドソックス】エンゼルスの松井は4日のレッドソックス戦で4打数無安打。日米通算1500打点に王手をかけた4月30日のタイガース戦を最後に今季最長の4試合連続打点なし。主砲の沈黙に呼応し、チームも07年以来3年ぶりの5連敗を喫した。

 同点で迎えた4回2死三塁では、レスターの初球、カーブを引っかけ投ゴロ。「甘いところから逃げていった。打たなくても良かったかもしれない」。休養も検討されていたが、ヤンキース時代の昨年は4試合中3試合で先発から外されたリーグ屈指の左腕相手に、5番・DHで先発。連敗ストップを託されたが、9回2死では見逃し三振で最後の打者に終わった。
 「ボールに対しいい対応ができていない。状態は今はそんなに良くないでしょうね」。ここ9試合で33打数4安打。打点を挙げた今季10試合の勝率は6割だが、不振がチームの勝敗に直結している。「こういう流れを早く止めないといけない」。フェンウェイ・パークは通算打率・322と相性はいい。米国時間で迎える5月5日の“ゴジラの日”、少しでも浮上のきっかけとしたい。

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2010年5月6日のニュース