交流戦は絶望…能見、骨折で登録抹消

[ 2010年5月4日 06:00 ]

 阪神の能見篤史投手(30)が3日、出場選手登録を抹消された。2日の巨人9回戦(甲子園)での走塁で右足甲を痛めて交代。大阪市内の病院で検査を受け「右足楔(けつ)状骨はく離骨折」と診断された。

 4日から鳴尾浜で治療を開始する。山口投手コーチは「最初は骨折ではないという話だったのでショック。(交流戦期間中の復帰は)無理やろう」と話した。今後の見通しについては「スローイング再開まで月単位を考えている」とした。昨季13勝で勝ち頭だった能見は、ここまでチームトップタイの3勝を挙げていた。

 ≪小宮山が昇格≫能見に代わって小宮山が1軍に昇格した。今季初の1軍となったプロ7年目の24歳は「緊張しすぎてよく分かりません。とにかく頑張ります」と終始こわばった表情だった。小宮山はこれまでウエスタン・リーグで16試合に出場。打率・138ながら安定した守備を見せていた。

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2010年5月4日のニュース