主軸初そろい踏みも…渡辺監督「オレの継投ミス」

[ 2010年5月4日 06:00 ]

 【西武4―5楽天】終盤の逆転負けに西武・渡辺監督は「きょうはオレの継投ミス。野上がつくった完ぺきな流れを切らした。きょうは(8回も)野上だった」と悔やんだ。

 野上が4回から4イニングを1安打無失点。1点リードの8回にセットアッパー藤田を投入したが鉄平に逆転2ランを浴びた。藤田―シコースキーの継投という今季の勝ちパターンにこだわったのが裏目に出た。藤田は4月30日、日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初失点。指揮官は「あれから弱気になっている」と話していたが、その嫌な予感が的中した形となった。中島、中村、ブラウンの主軸が今季初めて一発をそろい踏みも空砲。ショックの大きい1敗となった。

 ≪西口は2軍落ち≫先発して3回3失点で降板した西武・西口の2軍落ちが決まった。発熱もあって中10日空いての登板で2点を先制した直後の3回に3失点。5試合で防御率7・48のベテラン右腕に対して渡辺監督は「下(2軍)でしっかりやって先発の役割を果たせるようにならないと」と再昇格は2軍での結果次第とした。西口は「走者を出すと余裕がなくなる。気持ちの部分を修正します」と語った。

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2010年5月4日のニュース