阪神、中軸打てず“鬼門”ナゴヤドームで5連敗

[ 2010年5月4日 19:19 ]

 【阪神2―6中日】粘った印象が残らないのは2時間34分と短い試合時間のせいか。阪神は六回から1安打と意地を見せられず、ナゴヤドームでは白星なしの5連敗となってしまった。

 クリーンアップの出来の差がスコアに出た。中軸にそろって当たりの出た中日とは対照的に、阪神は新井、城島が無安打。真弓監督は「打ち続けるのは難しい。そういう時にほかの選手で点を取らないと」と責めなかった。だが、走者を置いた打席は新井が3度で、城島は1度。そこで2人が打てないと勝機がしぼむのは無理もない。
 この日2度目の先発出場を果たした新人の藤川俊は2本の二塁打を放った。勝っていたらチームに弾みをつける活躍となっていただけに、指揮官は「こういう試合は勝ち試合にしないといけない」と悔やみ切れないようだった。

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2010年5月4日のニュース