エースKOされても…横浜0―6から大逆転!

[ 2010年5月1日 06:00 ]

<ヤ・横>7回2死二塁 村田は、勝ち越しの中前適時打を放つ

 【横浜7―6ヤクルト】1点入るごとに横浜ベンチがお祭りムードに変わっていった。0―6からの大逆転で今季初の3連勝。先発の三浦が3回6失点KOされたが、まさかのエースの乱調を打線が力強くはねのけた。

 それは伏兵の一撃から始まった。5回に1点を返してなお無死二、三塁。武山が、144キロ直球を左越え3ランだ。プロ8年目での初本塁打に「狙ってました。(捕手の)相川さんとは横浜のとき一緒だったので。直球が絶対来ると思っていた」としてやったりだ。
 02年ドラフト10巡目で入団。最初の5年間は1軍出場はなかった。今季も当初は、相性の良いランドルフの専属捕手としての起用だったが、正捕手の橋本が右肋骨骨折で離脱したチャンスを逃さなかった。初回には自らの送球ミスも絡んで5失点。「三浦さんに負けをつけたくなかった」。女房役としてエースの負けを消そうと必死だった。
 脇役が頑張れば、主砲も燃える。同点の7回には村田が決勝中前打。ここ10試合は打率・158と不振だっただけに「迷惑をかけていたので。毎日できることを続けるのが義務」と話した。6点差逆転勝利は07年9月1日の巨人戦(横浜)以来3年ぶり。4月3日(神宮)に22安打しながら12―13で逆転サヨナラ負けを喫したヤクルトに、リベンジを果たした。
 尾花監督は「武山の本塁打で息を吹き返した。村田もああいう1本で変わってくる。こういう勝ち方は、勢いがつく」と目を細めた。3位・中日に1・5差。横浜の勢いが加速していく。

 ▽横浜前回の6点差逆転勝ち 07年9月1日巨人戦(横浜)で、横浜先発の秦は2回に一挙6失点。しかし、その裏すぐさま反撃し、村田のソロ、内川の2ランなどで4点を奪取。その後、3点差とされるも、6回に仁志と金城の適時打で同点。9回裏には吉村が自身初のサヨナラ弾を豊田から放った。

 ▼横浜三浦(3回10安打6失点KOも敗戦投手ならず)踏ん張ることができずに申し訳ない。自分の負けを消してくれた上に、試合に勝ってくれた。本当に皆さんに感謝です。

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