ダルビッシュ 昨年5月以来の完封勝利

[ 2010年5月1日 18:04 ]

西武に完封勝利し、ファンとタッチする日本ハムのダルビッシュ

 【日本ハム5―0西武】記録の呪縛から解き放たれ、勝つことに徹したエースは強かった。これまでの投球から一転、ゴロの山を築いた日本ハムのダルビッシュが、昨年の5月23日以来となる完封で4勝目。「工夫して、何とかチームを勝たせたいな、と思っていた」。言葉通りの150球で、チームを今季初の3連勝と2カード連続の勝ち越しに導いた。

 連続2けた奪三振のプロ野球記録がかかっていた24日の楽天戦で2敗目を喫し、記録もストップ。「三振を取りにいけば苦しくなるので、打たせていこうと思った」。記録が止まったことで、さらなる魅力を発揮するのだから、恐ろしい。

 今季3度目となった西武打線との対戦に「さすがに3度目はとらえられる。別の投手になろう、というぐらいの意識で臨んだ」。立ち位置をプレートの三塁側から一塁側に変え、真っすぐを封印してツーシームだけを投げた。球を動かしてバットの芯を外し、内野ゴロで16ものアウトを稼いだ。

 お立ち台では、インタビュアーの子どもから「来週もヒーローになってください」と頼まれ「約束します」と力強く言い切った背番号11。はにかんだ笑顔が、頼もしかった。

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