まだ勝てない憲伸「全体的にかみ合っていなかった」

[ 2010年4月29日 12:33 ]

カージナルス戦の5回、コックス監督(右手前)にボールを渡し降板するブレーブス・川上

 ブレーブスの川上憲伸投手は28日、セントルイスでのカージナルス戦に先発。4回1/3を投げ、5安打4三振4四球(3敬遠)2暴投の5失点(自責点4)で、勝ち星のなしの4敗目を喫した。

 今季最短の4回1/3で降板。チームは0―6で敗れて連敗は8に伸び、自身も開幕から4連敗。川上は「全体的にかみ合っていなかった」と悔しさをにじませた。

 立ち上がりでつまずいた。1回に安打と失策で無死一、二塁。続くプホルスに中前打を許し、わずか4球で先制点を献上した。さらに暴投も重なりこの回2失点。3回には無死満塁から、再び暴投で失点した。

 連敗中の平均得点が2点以下と貧打にあえいでいる打線からの援護はこの日もなし。川上は「リズムを崩しているのは自分のせい。勝つとか偉そうなことを言えない立場。負けない投球をしなければいけなかった」と唇をかんだ。(共同)

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2010年4月29日のニュース