オリックス13年目 7年ぶり逆転弾!4安打6打点!

[ 2010年4月22日 06:00 ]

<オ・日>8回、鈴木が左中間にダメ押しの2点タイムリー二塁打を放ち、この日6打点の大活躍

 【オリックス8-4日本ハム】オリックス・鈴木郁洋にとって、今季3試合目の先発マスクは巧みなリードを期待されての起用だった。最近の投壊を考えると、弱点の打撃には目をつぶるしかない。だが、そんな岡田監督の「思惑」はうれしいまでに外れる。13年目のベテランは4安打6打点とバットで輝きを放った。

 第1、2打席はともに二塁打。3―4で迎えた6回には左中間へ逆転3ランを運んだ。「僕は本当に打てないけど、何とか仕事をしたいと思った。まぐれは続くものですね」。猛打賞は昨年6月以来の約1年ぶりだが、通算3本目の本塁打の方は、近鉄時代の2003年3月30日のオリックス戦(大阪ドーム)以来、実に7年ぶりだった。

 8回の好機は「僕なんかを歩かせるわけにはいかない」と捕手の勘で内角にヤマを張り、ダメ押しの2点二塁打。3連勝を飾った指揮官も「鈴木が打つのは考えてなかったけど、4本とも会心の当たりや」と称えた。

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2010年4月22日のニュース