井口、日米1500安打は通過点「まだ先がある」

[ 2010年4月10日 19:25 ]

 【ロッテ5―8西武】ロッテの井口は30歳で米大リーグに挑戦し、1年目の2005年にはホワイトソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した。4年間で494安打を積み上げ、昨年、日本球界に帰ってきた。

 海外で通用しなくなったわけではない。メジャーから「三塁手で」などと誘いはあった。だが、家族の安全面や、二塁手でフル出場できる環境を考え抜いた。「格好悪くないですよ」。答えがロッテだった。
 三回、本塁打に少し届かない二塁打で日米通算1500安打に到達した。花束を受け取ったが、笑顔は控えめだった。苦しい展開の中、終盤にも黙々と安打を重ねた。追い上げは届かない。でも「去年と違うところをファンに見せられた」と胸を張った。
 ダイエー(現ソフトバンク)時代は豪快な一発に魅せられたものの「当時はそれを求められたが、今は意識はない。走者を進めたり、つなぐのが僕のプレースタイル」と言い切る。節目の記録には「まだ先がある」と素っ気ない。目標は2千本。「40歳までしっかりやりたい。そうなればいけると思う」と井口。35歳。日本での第2章は始まったばかりだ。

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