笑うしかない岡田監督…荒療治も5連敗

[ 2010年4月8日 06:00 ]

 【オリックス2-9西武】オリックスの岡田監督は、怒りを通り越して笑っていた。

 先発の山本が5回9失点。組み替えた打線も機能せず5連敗に「笑いしか出てこーへん。野球ができひん」と振り返った。前日は1安打で零敗。5試合22打席連続無安打中の坂口、赤田と不振の上位打線をスタメンから外す荒療治も、カブレラが4安打しても2点だけの貧打線で3位に後退した。指揮官は「ここで踏ん張らないと何にもならへん」と前を向くしかなかった。

 ≪田口気を吐く≫「1番・中堅」で5試合ぶりに先発出場したオリックスの田口が、2安打と気を吐いた。この日限定の1番ながら5回は2死一、二塁から内野安打、7回は1死一、二塁から中前適時打。「やることはどこでも一緒」と初の1番起用でも結果を出すのはさすがだ。チームの勝利には結びつかず連敗となったが「まだまだこれから。我慢して気持ちを持ち続けるしかない」とベテランは前を向いた。

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2010年4月8日のニュース