国士舘大 1部で15年ぶりの白星!

[ 2010年4月8日 06:00 ]

 東都大学野球は7日、神宮球場で2回戦1試合を行い、30季ぶり1部復帰の国士舘大が3―0で国学院大を下して1勝1敗とした。国士舘大が1部で勝ったのは1995年5月4日の日大3回戦以来。左腕の坂寄晴一投手(2年)が9安打を許しながら、9回途中まで無失点で切り抜けた。第2試合の東洋大―立正大2回戦は天候不順のため中止となり、8日に順延された。

【試合結果


 国士舘大の1部15年ぶりの白星は2年生左腕・坂寄がもたらした。最速135キロながら90キロ台のカーブとカットボールで緩急を使い、9回2死一、二塁まで無失点の力投。リーグ戦初先発初完封こそ逃したが「自信になった」と記念のウイニングボールを手に笑顔を見せた。母校・鉾田一(茨城)の先輩、巨人・東野の試合は全試合ネットでチェックしているという。永田監督は「久々の(1部)勝利とか考える余裕はまだないですね」と3回戦に気持ちを向けていた。

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2010年4月8日のニュース