岡島 今度は「アンラッキー」な敗戦投手に

[ 2010年4月8日 06:00 ]

 【レッドソックス4-6ヤンキース】強運で開幕戦勝利を挙げたレッドソックスの岡島が、今度は不運な黒星を喫した。

 6日(日本時間7日)のヤンキース戦に4―4の8回から登板。2死一、二塁からジーターを遊ゴロに打ち取ったが、遊撃手が一塁へ悪送球して満塁に。続くジョンソンに押し出し四球を与え、勝ち越し点を許したところで降板した。

 4日の開幕戦は2者の生還を許しながら、味方の勝ち越しで勝利投手となり「ラッキー」を繰り返したが、この日は自責0で敗戦投手となり「調子は良かったけど、アンラッキー」と苦笑い。開幕から2試合連続で勝敗が同一投手に付くのは、レ軍では77年のビル・キャンベル以来33年ぶりとなった。

 この試合が日本人6人目となるメジャー通算200試合登板。節目の記録を白星で飾れず「知っていました。しっかりした形で投げたかったが、負けがついて悔しい」。岡島は残念がったが、首脳陣の信頼が揺らぐはずもなくフランコナ監督は「完全に打ち取った形。気持ちが切れても仕方がない状況だし、難しい登板だった」とかばっていた。

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2010年4月8日のニュース