福留、静まり返るロッカーでため息一つ

[ 2010年4月8日 12:32 ]

<カブス・ブレーブス>8回、中前打を放つカブス・福留=ターナー・フィールド

 【カブス2―3ブレーブス】カブスの福留は、終盤の逆転負けに「その前に点を取らなきゃならないということですよ」と、嘆いた。

 2―1とリードして迎えた8回に中前打で出塁、次打者の4球目に今季初盗塁を決めた。「サインが出ていたので、普通に走ってセーフになった感じ」。その後、1死一、二塁の好機となったが、4番ラミレスが併殺打で追加点が取れず、その裏に2点本塁打で逆転された。
 この場面について、「打ちにいっての結果だから併殺は仕方ないが、それまでにやるべきことができていない」。静まり返ったロッカーで、ため息を漏らした。
 自身も、5回2死一、二塁では、三ゴロに倒れ、チャンスをつぶした。甘い速球を2球続けてファウルにした後だけに、「どちらかを仕留めたかった」と悔しそうに振り返った。開幕3連戦の最終戦に向け「何とか一つ勝ちたい」と気持ちを引き締めていた。(共同)

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2010年4月8日のニュース