阪神 終盤で痛い攻守のミス

[ 2010年4月3日 19:51 ]

 【阪神2-3中日】阪神は終盤に攻守でミスが重なり、勝利が手中からこぼれ落ちた。

 勝ち越した直後の七回、2番手の江草が2安打と四球に暴投が絡んであっけなく同点とされた。八、九回の攻撃はともに無死一塁のチャンスだったが、八回は関本が犠打を失敗し投ゴロ、九回は鳥谷が遊ゴロ。どちらも初球で併殺に倒れ、同点の走者をふいにした。
 その裏には新井の失策から傷口を広げ、サヨナラ負け。今季初の連敗に真弓監督は「(バント失敗は)痛いね。エラーが出ると負けにつながる」と肩を落とした。
 自慢の打線もわずか4安打。昨季3度の対戦で3敗、2完封を喫した苦手のチェンを打ち崩せなかった。打線が爆発しての派手な勝ち方が目立つ一方、相手投手を打ちあぐねた時に、小技や足を絡めた打開策に乏しい。試合後の指揮官は「なかなか点が取れる投手じゃない。ああいう細かいところ」と渋い表情だった。

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2010年4月3日のニュース