木村拓也コーチは依然意識不明…予断許さず

[ 2010年4月3日 18:45 ]

 プロ野球巨人の清武英利球団代表は3日、くも膜下出血で2日の試合前練習中に倒れ、広島市内の病院に入院している木村拓也コーチの容体について「意識不明のまま、危険な状態が続いている」と説明した。

 同代表はこの日の試合中に、木村拓コーチを見舞った。病院には広島に住む家族に加え、郷里の宮崎県から両親や高校時代の野球部の同僚も駆けつけているという。現在の治療の状況などについては「球団とご家族の意向で、控えさせてほしい」と明かさなかった。
 巨人の球団事務所や公式ホームページなどには、木村拓コーチへの激励の声が既に約1100件届いた。清武代表は「外見的には眠っているように見える。原監督や選手の代表もお見舞いをという話だったが、予断を許さない状況なので遠慮してもらっている。球団一体となって奇跡を待ちたい」と沈痛な表情だった。

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2010年4月3日のニュース