山口がいたら…巨人救援陣崩壊サヨナラ負け

[ 2010年4月1日 06:00 ]

<横・巨>横浜・スレッジにサヨナラ弾を浴び、ぼう然と打球の行方を見つめる巨人・土本

 【巨人5-8横浜】山口がいたら…。そう思ったファンは少なくないだろう。救援陣がリードを守れず、今季初のサヨナラ負け。原監督は「総力戦でこういう結果になった。次につなげる」と悔しさを押し隠した。

 打線が初回にラミレス、亀井の適時打などで4点を先取。1点リードの6回途中から継投に出て、中継ぎで唯一の左腕・金刃、7回は越智が無失点に抑えた。だが8回に豊田がカスティーヨに同点ソロを献上。今季初登板だったベテランは「スライダーが抜け、しょうもない球になってしまった」と失投を悔やんだ。

 同点の9回を任されたのは新人・土本。2四球で2死一、二塁のピンチを招き、スレッジにサヨナラ弾を浴びた。一、三塁手がライン際を守り、外野は前進守備。最低でもゴロを打たせなければならない場面で捕手の阿部は内角低めを要求したが、球は打者のベルト付近に浮いた。土本は「期待に応えられず残念です」とうなだれた。

 昨季まで越智とともにセットアッパーを務めていた山口が先発に転向。昨季は球団記録の73試合に登板した鉄腕の名が中継ぎ陣から消えた。7、8回を越智、豊田と継投した理由を斎藤投手コーチは「越智は肩をつくるのに融通が利くが、豊田は神経質だから8回に固定した方がいい」と話し、今後もリードした展開の終盤3イニングは越智→豊田→クルーンと継投する方針。豊田は山口ほど連投が可能ではないが原監督は「豊田?また新たにスタートしてくれるでしょう」と奮起に期待した。

 高橋、阿部を休養のためスタメンから外した打線も2回以降は5回の1点に終わった。これで2勝3敗。山口が抜けた穴は投手陣はもちろん、打者も含めた全員で埋めるしかない。

 ▼巨人・西村健(07年9月2日の横浜戦以来となる先発も6回途中4失点)6回は最後まで投げ切りたかった。ああいう形では悔いが残る。

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