最後に魅せました イチロー「そのまま投げるしかなかった」

[ 2010年4月1日 11:06 ]

レンジャーズ戦の2回、ボーボンの右前打を本塁に返球し、本塁を突いた二走を刺すマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチロー外野手は31日、アリゾナ州サプライズでのレンジャーズ戦に「1番・右翼」で出場、4打数1安打だった。内容は一ゴロ、投ゴロ、中飛、投手内野安打。七回に代走と交代した。チームは7―6で勝った。

 イチローが好守でスタンドを沸かせた。二回、右前打で二塁から生還を狙った走者をドンビシャリの送球で刺した。右翼定位置から打球に突進、滑らかな動作から繰り出された送球は、ワンバウンドで捕手のミットへ。一瞬の間を置き、主審が大げさにアウトのジェスチャーを示した。
 「もう投げないと仕方ない。もうそのまま投げるしかなかった」とイチロー。二死で走者の足は速かったが、捕球位置は浅かった。どれだけ素早く、正確に投げられるかが鍵の状況。体の自然な動きに任せ、最高の結果を出した。
 マリナーズは1日にピオリアでのホワイトソックス戦があるが、イチロー自身のアリゾナでの実戦はこの日で終わり。ワカマツ監督は「(イチローについては)心配はしていない」と、全幅の信頼を寄せる。
 キャンプ中盤、「特に足りていることもないし、足りていないことも別にない」と語っていたイチロー。アリゾナでは具体的なノルマを課さない。故障などのアクシデントもなく、ある程度思い通りに体を動かせることを確認できれば、いよいよ調整は最終段階を迎える。(共同)

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