オレを忘れるな!阪神のスゴい7番 シュートもカーブも楽勝

[ 2010年3月31日 09:28 ]

 【阪神6―3広島】4安打を放った同僚の阪神・マートンもすごいが、ブラゼルも忘れてはならない。昨年8月26日横浜戦以来の2打席連続本塁打。季節外れの寒さを豪快なスイングで吹き飛ばした。

 「1本目はインコースの難しいシュート。上から叩けたよ。芯でとらえられたね」

 この弾道、誰にもまねできない。同点とされた直後の2回、内角への142キロシュートを腕をたたみながら振り抜くと、ボールは弾丸ライナーで右翼スタンドへ一直線。
 2本目となった3回の一発は108キロカーブを強振。「2本目は狙っていたボールがきたので思いっきり振っただけだよ」と涼しい顔。鋭い打球は大きな放物線を描き、またもやライトスタンドに突き刺さった。
 これで2戦連続アーチ。開幕当初こそ、体が突っ込み打球が飛ばなかったが、横浜との3連戦の最後には修正。7番で打率3割3分3厘、3本塁打。他球団には脅威だ。

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2010年3月31日のニュース