G圧勝にダメ押し!由伸704日ぶり復活弾

[ 2010年3月21日 06:00 ]

4回2死二塁、巨人・高橋が右翼に2ランを放つ

 【巨人15―2横浜】超強力打線が放った8本塁打の中で、首脳陣を最も喜ばせたのは天才打者の復活弾だろう。高橋が08年4月15日の中日戦(ナゴヤドーム)以来704日ぶりとなる1試合2発。キャンプ中から慎重な口ぶりを続けていたが、この日ばかりは充実の表情で振り返った。

 「少しずつ打撃の感触は良くなってきた。(腰の)不安がなくなることはないけど、毎日試合に出ることができて自信になっている」
 まずは2回。三浦の外角直球を完ぺきにとらえ、左中間に1号2ランを運んだ。4回には右中間へ2ラン。この試合、坂本、小笠原に続く2発でチームとして公式戦で3度記録している1試合最多タイの8本塁打の締めを飾り「1本目の方が感触は良かった。タイミングとバランスがうまく合ってくれた」と話した。
 持病の腰痛と闘った昨季はわずか1打席の出場に終わり、9月中旬に手術を受けた。患部への負荷を少なくするため、キャンプから特注の軽いサッカー用スパイクを使用してきたが「東京ドームの打席は下が硬くて刺さらない」という理由で、この日は金属刃のスパイクをはいた。だが、攻守にわたってそんな負担を全く感じさせないプレーを披露。オープン戦は26打数11安打、打率・423の数字を残している。
 すでに「8番・一塁」で2年ぶりの開幕スタメンは確実だが、原監督は「もっと上位の打順?ないことはない」と笑顔を見せ、オープン戦では10年ぶりとなったチーム8本塁打にも「結果より道のりの過程で正しい時間を過ごしている」と大きくうなずいた。「体力の部分はまだまだだけど、これを1年間続けられればいいと思う」と高橋。天才打者の完全復活で強力打線に死角は見当たらない。

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