指笛!指笛!チバリヨー!沖縄2校堂々の行進

[ 2010年3月21日 11:33 ]

選抜高校野球大会の開会式で入場行進する嘉手納と興南の選手

 兵庫県西宮市の甲子園球場で21日に開幕した第82回選抜高校野球大会に、嘉手納と興南が沖縄から初めてとなる2校出場を果たした。開会式では嘉手納が出場校中31番目に、続いて最後に興南が登場。スタンドからは指笛が鳴り響き「チバリヨー(頑張れ)」と声援が飛び交った。

 両校の選手たちの堂々とした行進に、関西地区読谷郷友会の初代会長を務めた金城洪臣さん(70)は「生きているうちに2校出場を見られるとは思わなかった」と感慨深げ。大阪に43年間住んでいる金城さんは毎年、甲子園で観戦しており「沖縄の高校が出るとどこでも応援しちゃう。沖縄出身者として勇気づけられるし、大きな感動をもらえる」と笑顔で話した。
 沖縄の高校野球史に残る快挙を成し遂げた嘉手納の真謝博哉主将は「歴史的な瞬間に立ち会えてすごいなと思う」とうれしそうだった。第4日に1回戦を戦う興南の我如古盛次主将も「嘉手納は沖縄ではライバルだけど、刺激し合いながらやりたい」と意気込んだ。
 沖縄県高野連の平良章次前理事長(62)は、1965年の選抜大会でコザの捕手として甲子園の土を踏んだ。この日は春季沖縄大会の開幕と重なったため、甲子園に駆けつけることはできなかったが「僕らのころは九州の中に沖縄枠というのがあった。実力で2校が出場を勝ち取ったのは隔世の感がある」と後輩たちの躍進を称えた。

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