大嶺4年目の成長!OP戦初登板5回無失点

[ 2010年3月4日 06:00 ]

<ロ・横>5イニング無失点と好投した大嶺

 【ロッテ4-0横浜】プロ野球界では潜在能力の高い高卒出身の投手が飛躍的に伸びる時期が3、4年目と言われる。4年目を迎えたロッテ・大嶺にその気配を感じた。オープン戦初登板で5回3安打無失点。心技体が備わった内容だった。

 まずは「技」。フォーム改造による制球面の安定だ。左足を地面に対して垂直にゆっくりと上げる。そうすることで軸足に体重がしっかり残り、スムーズな体重移動からボールを低めに集めるようになった。アウト15のうち10個が内野ゴロ。昨年までは左足を中堅方向にひねっていたため、バランスを崩し、結果、球が高めに浮くケースが目立ったが「去年よりバランスが良くなり、狙った所に投げられる」と手応えを見せた。

 次は「体」。今キャンプはチーム最多の2366球を投げ込んだ。昨年まではバレンタイン前監督の方針で1日100球すら投げたことがなく、疲労から中盤につかまった。5回の被打率は・396、被本塁打も通算11本中5本。だが「きょうは5回投げても全然疲れなかった」と振り返る。

 その5回。1死満塁で金城を迎え、カウント0―3の窮地に立たされた。昨年の満塁時の被打率は・375。ボールを置きにいった結果だ。だが、大嶺はここで「心」の部分でも成長を見せた。思い切り腕を振って後続をピシャリ。西本投手コーチは「粘れる気持ちの強さが良かった。体力があるから集中力も切れなかった」と評価した。

 この日は最速144キロ止まりだったが、150キロを目指し走者のいない場面ではセットポジションから振りかぶるワインドアップに替えた。心技体の成長にスピードの追求。石垣島が生んだ怪腕が殻を破りそうだ。

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