「公式戦使用球1社統一」再検討へ

[ 2010年3月4日 06:00 ]

 プロ野球の実行委員会が3日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、公式戦の使用球統一について複数球団が問題点を指摘。加藤コミッショナーの提案で来季から統一する方向を確認していたが、1社への統一が適切かどうか再検討することになった。

 1月の実行委では国際基準に合わせることを目的に、1社への統一で意見を集約。今季1軍が使うミズノ、ゼット、アシックス、久保田の4社のうち、今季12球団が使うミズノ社製が有力視されていた。しかし、メーカーと長期契約を結ぶ球団があることが判明。独占禁止法に抵触する可能性も出ており、阪神・沼沢球団本部長は「メーカーの死活問題になるという声もある。統一に向けての強い意志はあるが、実際にやるとなると問題がある」と説明した。
 来季からの統一には早期に基準を決めて発注する必要があり、今後は問題点を検証して統一の具体的な方法を探る。

 ≪ネルソン銃弾保持で中日代表が謝罪≫中日の西脇紀人球団代表はセ・リーグ理事会と実行委員会で、銃刀法違反容疑で那覇地検に送検され、釈放されたネルソンについて謝罪した。同代表は「現状を報告しておわび申し上げた」と話した。同投手はキャンプ先の沖縄から名古屋に移動する際、手荷物から実弾1発が見つかり逮捕。2日に球団から3カ月の出場停止処分を受けた。また、実行委員会ではオリックスの村山良雄常務から沖縄・宮古島キャンプ中に宿舎で転落死した小瀬浩之選手についての報告も行われた。

 ◆その他の審議・決議事項 (1)インターコンチネンタル杯(10月、台湾)へのプロ派遣、MLB選抜と日本代表の強化試合など国際大会は16日の国際関係委員会で再検討することを確認。(2)プロ・アマ交流はアマチュア関係委員会を中心に規約案作りを急ぎ、日本学生野球協会へ提案することを決定。(3)今季から採用する本塁打のビデオ判定の規約をセ、パ両リーグの理事会、実行委ですり合わせ。(4)セ・リーグ理事会で今年のクライマックスシリーズの日程を決定。スポンサーを確定させてから発表する。

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