五十嵐 オープン戦開幕戦で153キロ!初セーブ

[ 2010年3月4日 06:00 ]

<メッツ・ブレーブス>五十嵐は9回に登板して無安打無失点の好投

 メッツの五十嵐亮太投手(30)が2日(日本時間3日)、大リーグの今季オープン戦開幕戦となるブレーブス戦でメジャーデビュー。2点リードの9回に登板し、1回を無安打無失点に抑え、初登板初セーブを挙げた。最速95マイル(約153キロ)をマークした直球に手応えを得るとともに、セットアッパー争いへ上々のスタートとなった。

 オープン戦なのに、試合終了直後に捕手リガンスから抱きつかれた。オープン戦初登板、しかも大リーグ全体のオープン戦開幕と言える試合でいきなりセーブを挙げた五十嵐は「ハグは当たり前なんですか?初めてだったからやってくれたのかな。いきなり最後でビックリしましたけど抑えられて良かった」と照れ笑いだった。

 速球で押した。18球中15球が直球で、そのうち12球が150キロを超えた。1死から四球で走者を出したが、コンラッドをこの日最速の153キロ直球で二ゴロ、最後は右打者を内角速球で詰まらせ、中飛に仕留めた。「直球を待っている打者を詰まらせることができたのは自信になった」。3球投げた変化球はすべてボールとなり「思った所に行かなかった。制球できないと厳しい」と課題も口にしたが、本人の表情は明るかった。

 マイナー契約の高橋と違い、開幕メジャーは確約されている。しかし、五十嵐は「きのうはあまり眠れなかった」と打ち明ける。投球フォームが気になり、何度もベッドから起きてシャドー投球を繰り返したという。首脳陣から「7回以降で行く」としか伝えられない、本番想定の登板。セットアッパーを争うパーネル、フェリシアーノが目の前で順調な投球を見せた後で結果を出した。マニエル監督も「ストライクをしっかり取り、速球が素晴らしかった」と評価した。

 ワーセン投手コーチは「オープン戦序盤は試合終盤、後半戦からは相手主力選手と対戦させるため早い回で投げさせる」と青写真を描く。次回は4日か5日に2回を投げる予定。「内容面でまだ自分の投球はできていない。課題をクリアしていきたい」と背番号18はすぐに先を見据えた。

 ▽メ軍の中継ぎ事情 当初セットアッパーと目された新加入のエスコバルが、古傷の右肩痛が完治しておらず開幕が絶望的に。マニエル監督は「セットアッパー探しがこのキャンプの重要なテーマ」と話す。候補は五十嵐のほか、昨季2年連続大リーグ最多となる88試合に登板した元ソフトバンクの左腕フェリシアーノ、100マイル(161キロ)右腕パーネルらが候補。開幕には間に合う見込みだが、守護神ロドリゲスも結膜炎が長引き、チームから隔離されている。

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