ソフトバンク主将 今年は“スタイル”にこだわる

[ 2010年1月30日 10:40 ]

 主将は万全だ――。ソフトバンクの小久保裕紀内野手(38)が29日、オープン戦全試合出場に意欲を見せた。練習のためにヤフードームを訪れ、「今年のオープン戦は14試合?それぐらいがちょうどいいよね」と、全戦出場を示唆した。

 プロ17年目で初の試みもする。ユニホームのすそをひざ下まで上げ、ストッキングを見せる「クラシック・スタイル」。昨年12月28日の草野球で試し、この日までに採用を決めた。「もう発注した。今年はそれで行きます」。頑固なまでの実戦へのこだわりと、新スタイルへの挑戦。17年目のベテランは剛柔合わせ、開幕に備える。
 手術した右ひざの回復が遅れている松中は、開幕戦の出場さえ見通しが立たない。対照的に「どこも痛いところがないから、それが一番。順調にいってます」と小久保。29日は強めのキャッチボールやマシン打撃を行い、さらに練習後は市内のジムへトレーニングに向かうなど精力的だ。「背番号9」の元気さが頼りになる。

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2010年1月30日のニュース