基地の町から甲子園へ…嘉手納、爆音にも負けない

[ 2010年1月29日 18:46 ]

選抜高校野球の出場が決まり喜ぶ嘉手納の選手たち

 【第82回選抜】嘉手納に吉報が届くと、野球部でない生徒たちも指笛を鳴らし、春夏通じて初の出場を喜んだ。嘉手納町役場は広報無線で町民にうれしいニュースを届けた。真玉橋監督は練習前、部員に「目標だった甲子園おめでとう。一緒に暴れてこよう」と大きな声を掛けた。

 小学生時代からバッテリーを組み、中学では軟式で全国優勝も成し遂げたエース池原、捕手の真謝を中心に守り勝つ野球で昨秋の九州大会を制した。池原は「甲子園でも自分たちの野球をするだけ。(沖縄県勢の)興南とも戦いたい」と胸を高鳴らせた。
 学校は町の8割以上を占める嘉手納基地から約500メートルほどの距離。戦闘機の爆音が練習に影響を及ぼすこともしょっちゅうだが、ナインは気にしていない。
 主将の真謝は「大声を出さないと仲間には伝わらない。甲子園の大歓声の中でも大声を出して、全国制覇の夢に向かって頑張りたい」と弾けるような笑みをのぞかせた。

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