ひちょり「何度も言うが目標はポジション争いではない」

[ 2010年1月29日 09:46 ]

打撃練習を行う日本ハム・森本

 日本ハムの森本稀哲外野手(28)が28日、沖縄・名護で自主トレを行い、昨年外れた開幕スタメンの奪回を誓った。今季3年目を迎える中田翔内野手(20)が“外野挑戦”するなど、若手の台頭もあって競争激化は必至だが、あくまで目標はレギュラーとして打率・300、30盗塁。チーム屈指の元気印は屈辱の09年を払しょくするべく燃えている。

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 周囲の雑音など気にならない。南国・沖縄のグラウンドから森本の元気な声が一際目立った。「何度も言っているけれど、目標としているのはポジション争いではなく、あくまでも打率・300、30盗塁」。昨季は梨田監督が糸井を抜てきしたこともあって開幕スタメンから外れたが、シーズン途中から自力で左翼のポジションを奪い返した。
 3月20日、ソフトバンクとの開幕戦(札幌ドーム)で名前を連ねることは目標ではなく、あくまで最低ノルマ。目指すのは07年に記録した打率・300、31盗塁の自己ベストを更新することだ。もちろん余裕は見せていないし、ポジション争いをナメているわけではない。
 昨季、イースタン記録となる30本塁打をかっ飛ばした中田の外野転向が決定。さらには快足が武器の村田、抜群の身体能力を誇る陽と、若手がレギュラーポジションを奪いに来ることにも「そりゃそうでしょう」と十分理解している。それでも広い守備範囲を武器に06~08年にゴールデングラブ賞を獲得した守備力は健在。あとは昨季打率・247と低迷した打撃を復調させれば負けない自信はあるのだ。
 裏付けもある。左翼から右翼を駆け抜けるポール間走では、スタミナ抜群の江尻との競り合いも制した。08年に痛めた右肩の影響で09年は出遅れたが、この日のシートノックでは中堅の位置から本塁へ鋭い送球を披露した。「レギュラーでいるのは当たり前」。キャンプ、オープン戦と必死でアピールしてくる後輩たちの挑戦はしっかり胸で受け止めて、跳ね返していけばいい。今年のひちょりは期待できそうだ。

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