マメ対策も!由規に松坂から“3カ条の教え”

[ 2010年1月28日 06:00 ]

増渕(右)とともに笑顔で帰国した由規(中)

 ヤクルトの由規が、自主トレ先の米アリゾナから成田空港着の航空機で帰国した。同施設でともに練習したレッドソックス・松坂からは“3カ条の教え”を受けた。

 (1)スライダーのコツは直球と同じ腕の振り。キャッチボールから意識改革を
 (2)西武時代はキャンプで投げ込み2000球。若いうちに投げ込め
 (3)投げ込みで指先を硬くすることがマメ対策
 というアドバイスに「気合が入った。実践したい」と意欲的に話した。

 今回約2週間の自主トレで82キロから3キロ増の肉体改造に成功。精神面も鍛えられた。入国時には度重なるマメで薄れた右手人さし指の指紋が取れずに別室に連行され、同行した増渕も昨春骨折したあごに埋め込んだプレートが金属探知器に反応。ドタバタ帰国にも20歳右腕は「社会勉強にもなりました」とうなずいていた。

 ≪館山「背筋改造」に手応え≫館山が自主トレ先のハワイから帰国。「背筋改造」に手応えをにじませた。メッツにFA移籍した五十嵐から「背中を鍛えろ」とアドバイスを受け、ウエートトレーニングでは背中を強化。広背筋を鍛えるメニュー「ロープーリー」では83キロの自分の体重を超える255ポンド(約116キロ)をこなすようになったという。「昨季は登板後に背中が張ることが多かったが、これで疲労度が変わってくる。どれだけ投球に直結できるか楽しみです」と話した。

続きを表示

2010年1月28日のニュース