ダル2世から4年 “弟子入り”右腕は体感した

[ 2010年1月25日 09:32 ]

 日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)に“弟子入り”しているダース・ローマシュ匡(21)が24日、宮崎での自主トレを打ち上げ、今季の目標として1軍の定着とプロ初勝利を掲げた。

 「とにかくキャンプで1軍に残って、オープン戦で結果を残したい。シーズンでは勝ち星を重ねていきたい」。エースと過ごした時間が大きな財産となった。「教えてもらうよりも自分で学ぶことの方が大きかった」。この日、ブルペン投球したダルビッシュはあえて打席にダースを立たせた。理由はどんなフォームならば打者は“打ちづらいか”を体感してもらうためだ。
 技術&精神面だけでなく炭水化物を多く摂取することで体重も78キロから83キロにアップ。「体もデカくなった実感がある。(実戦で)投げるのが楽しみですね」。ダルビッシュ2世と期待された未完の4年生右腕は、師匠の教えを胸に大きな飛躍のシーズンとする。

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2010年1月25日のニュース