大リーグは「体育会系」!?田沢、徹底的に教育中

[ 2010年1月21日 10:06 ]

20日、ボストン市内の大学にあるドーム競技場で練習したレッドソックスの田沢

 米大リーグ1年目の昨季2勝を挙げたレッドソックスの田沢純一投手が、真冬の本拠地ボストンで「大リーガーの心得」を徹底的に教育されている。

 11日から22日まで新人を中心に10人ほどの若手が球団の「ルーキープログラム」に参加。担当者によれば、米国生活に早くなじめるように「野球の技術より精神面と文化への適応」に重点を置いた内容になっている。
 ホテルではなく、球団が紹介した一般家庭に宿泊。バンが迎えに来るのは毎朝7時半。本拠地球場フェンウェイ・パークで朝食を済ませ、ミーティング後は近くの大学のドーム競技場に移動してキャッチボールなどを行う。再び球場に向かいウエートトレーニングやヨガなど。
 主力選手の講義もあり、主砲オルティスが「誰よりも早く練習に来るとか、メジャーリーガーのために水を用意しておくとか、そういう行動も周りは見ている」と話すなど、意外に日本の「体育会系」に似た話も。
 一日の“授業”を終えると日が暮れていて、泊まっている家に帰って夕食…。初めてのホームステイに田沢は「最初は慣れなくて眠れなかった」。23歳の右腕は2年目のシーズンを前に貴重な経験を積んでいる。(共同)

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2010年1月21日のニュース