桑田氏「巨人の星の父親みたいなタイプ」

[ 2010年1月18日 06:00 ]

 【桑田氏の父・泰次さん焼死】

 桑田氏一問一答

 ――一報はいつ?
 「けさ早く、父の友人の方から電話をもらった。火事があって亡くなったという話を聞いた」
 ――どういう父親だったのか?
 「一番最初に野球を教えてくれたし、練習に付き合ってくれた。昔の人というか、巨人の星の父親みたいなタイプ。野球の話をすると止まらなかった。野球に関して僕に愛情を注いでくれた。年末に電話をした時には、3月に卒業なので、4月にゴルフをしようという話をしていた。かなわなかったのは非常に残念」
 ――思い出は?
 「小学生時代は父親の方が上手で、大きな背中を見ながら抜きたいと思っていた。中学校の時に父に投球を受けてもらって“怖いからもう受けられない”と言われたときに超えたなと思った」
 ――17日が67歳の誕生日だった。
 「そうなんです。夜にでも電話しようと思っていたのでびっくりした」
 ――(遺体の)様子は?
 「顔や手足に傷はあったが、やけどで分からないという感じではなかった。今までありがとうございました、と伝えました。いずれ誰にでも終わりは来る。1日1日を大切に生きないといけないと感じた」

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2010年1月18日のニュース