“男前3人衆”真弓監督「びっくりした…」

[ 2010年1月18日 06:00 ]

2000年、近鉄の梨田昌孝監督、小林繁投手コーチ、真弓打撃コーチとともに“男前3人衆”として話題

 【小林繁氏急死】阪神淡路大震災のイベントに参加した阪神の真弓監督は、関係者から知らせを伝え聞くと「びっくりした…」と視線を落とした。

 ともに78年に阪神に移籍。1年目のキャンプでは同部屋になり、新天地で共闘を誓い合った仲だったという。昨年12月初旬に電話で会話したのが最後で「その時は元気そうだった。体調が悪いという感じも全然なかった」。近鉄ではともにコーチを務め、当時の梨田監督とともに“男前3人衆”で話題も呼んだだけに「近鉄で一緒に優勝したことが一番の思い出」と話していた。

 ▼阪神南信男球団社長 突然の訃報に大変驚いております。年代が近かったこともあり、親しくさせていただいていました。ご冥福をお祈りいたします。
 ▼阪神久保康生投手コーチ 細い体からは想像もできないほどの熱血漢で、若い選手を熱心に指導されていたことを思い出します。(近鉄では)私もコーチになって間もないころだったので、いい勉強をさせてもらいました。
 ▼元阪神掛布雅之氏 小林さんが阪神に入団された79年は、前年に田淵(幸一)さんが西武へトレードになり、僕が中心になってやらなければ、と思っていた年でした。いい意味で凄く刺激になりました。小林さんに負けられないという気持ちが、その年の48本塁打につながったと思っています。

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2010年1月18日のニュース