青木は2億8千万でサイン!背番号は1に意気込み

[ 2010年1月18日 19:19 ]

契約更改を終え、背番号1のユニホームを披露するヤクルト・青木外野手。左は入団当時の監督だった若松勉氏

 ヤクルトの青木宣親外野手が18日、東京都内の球団事務所で契約交渉に臨み、2千万円増の年俸2億8千万円プラス出来高払いでサインした。球団は、23から1への背番号の変更を発表した。

 昨季は前半で低迷しながら、後半に巻き返して5年連続の打率3割(3割3厘)をマーク。オフに両足首を手術し、万全でキャンプに臨むという青木は「誰も2度はやっていないので、(2005年以来の)シーズン200安打をまた打ってみたい」と抱負を語った。
 会見後、背番号1の先輩で入団当時の監督だった若松勉氏が登場し、青木に真新しいユニホームを着せた。青木は「1は青木、と言ってもらえるように頑張りたい」と笑顔で話した。(金額は推定)

 ≪若松氏の姿に背番号1決意≫ヤクルトの背番号1は、岩村(現パイレーツ)の米大リーグ移籍後の2007年から3年間、空き番号だった。実は、青木にはすぐに変更の打診があったそうだが「空いたから着ける、というのは嫌だった」と何度も断ってきた。
 きっかけは若松氏の殿堂入りを祝う会に出席し、周囲に愛される姿を見たこと。「若松さんみたいになりたいと思った」と青木。若松氏は「空き番で寂しかった。次は青木だと思っていたが、今まで着ていたみたいにぴったりだ」と自分のことのように喜んでいた。

続きを表示

2010年1月18日のニュース