長嶋さんの立大チームメートも野球殿堂入り

[ 2010年1月12日 15:49 ]

 【野球殿堂入り三氏の横顔】

71年10月6日 “闘将”江藤慎一、両リーグ首位打者確定 誕生日に非情通告

75年9月6日 “山賊”の親分江藤慎一 注目されなかった2000本安打

84年9月15日 打者転向も考えた東尾修 2人目の負け越し名球会入り

 ◆東尾 修氏(ひがしお・おさむ)69年に和歌山・箕島高からドラフト1位で西鉄(現西武)入り。2年目に11勝して中心投手に成長、75年に23勝で最多勝獲得。83、87年にパ・リーグ最優秀選手に輝くなど西武の黄金期を築いた。88年に現役引退。通算成績は251勝247敗23セーブ。95年に西武監督就任。97年からリーグ2連覇を飾った。59歳。和歌山県出身。

 ◆江藤 慎一氏(えとう・しんいち)熊本・熊本商高から日鉄二瀬を経て59年に中日入り。首位打者に64年から2年連続で輝き、ロッテでも71年に獲得。史上初めて両リーグでの首位打者を達成した。75年は太平洋クラブ(現西武)で兼任監督も務めた。通算2057安打、367本塁打、1189打点。08年2月、肝臓がんのため70歳で死去した。熊本県出身。

 ◆古田 昌幸氏(ふるた・まさゆき)熊本・九州学院高から立大入り。名二塁手として2年後輩の長嶋元巨人監督らと鉄壁の内野陣を誇った。社会人の熊谷組に入社。打撃でも勝負強さを発揮し、56年から13年連続で都市対抗に出場、3度の優勝に貢献した。兼任監督だった66年、大会最優秀選手賞にあたる橋戸賞を獲得。99年7月、65歳で死去した。熊本県出身。

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2010年1月12日のニュース