菊池、早くも“ブルペン入り”エースに「近づきたい」

[ 2010年1月12日 14:30 ]

フォームをチェックしながらキャッチボールする西武の菊池雄星

 西武の黄金ルーキー・菊池が、合同自主トレの第1クールを終えた。この日は渡辺監督ら首脳陣も見守る前でランニング中心のメニュー。練習を終えると「予想通りきつかったけど、ついていけた。充実した4日間を過ごせた」と笑顔で話した。

 午前8時から体を動かし始め、朝食、昼食を挟んだ午後4時。菊池の足は室内練習場へ向かった。捕手もいない無人のブルペンで約50球、山なりの球を投げ続けた。早くも“ブルペン入り”した理由を「傾斜で投げると違うので」と話し、マウンドでフォームを確かめたかったようだ。
 11日にはキャッチボールのフォームを映像に収めた。腕の角度や右足のためをどうすべきか、試行錯誤を続け、捕手も座らせた本格的な投球は、19日からの第3クールで予定している。
 練習中には涌井と初めて対面。あいさつした際には「一緒に頑張ろう」と声を掛けられた。エースのキャッチボールにも熱視線を送った菊池は「コントロールもいいし、40、50メートルと生きたボールがいっていた。僕も近づきたい」と話した。

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2010年1月12日のニュース