村田「去年の倍ぐらい」50本塁打、三冠王も視野

[ 2010年1月11日 18:24 ]

 横浜の村田修一内野手が11日、鹿児島県・奄美大島での自主トレを公開した。気温約20度と温暖な気候の中、下半身強化を中心に約5時間、精力的に汗を流した。

 今季へ向けて「本塁打は去年(25本)の倍ぐらい打ちたい。取れるタイトルは全部狙う。一番こだわりたいのは本塁打王、次が打点王、うまくいけば三冠王だってある」と力強く語った。
 昨年は3月のWBCで右太もも肉離れ、8月には左太もも肉離れと、2度の長期離脱。3年連続の本塁打王を逃し、チームも最下位と悔しさを味わった。
 「ふがいなかった」と振り返る一方、「けがをして体のことを考えるようになった。分岐点」と前を向く。肉中心の食生活を改善し、酒量も大幅に制限。これまでにない節制で故障再発防止に努めるつもりだ。フル出場を目指し、パワーを落とさずに昨年の95キロから5キロの減量を図る。
 「4番が試合に外れることのないようにしたい。ここ数年、5チームに置いていかれている状況なので、全力で野球をやって1位を目指す」。主砲としての貢献を高らかに誓った。

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2010年1月11日のニュース