松井秀に「生涯エンゼルス」のすすめ

[ 2010年1月6日 06:00 ]

小松空港で地元ファンに見送られて帰京便に乗り込んだ松井

 エンゼルス・松井が、帰省先の石川県能美市から帰京。故郷で英気を養い、「正月は実家でのんびり過ごせた。新しいチームで、また新しいスタートになる」と話した。

 そんな松井に、「生涯エ軍」の勧めを説いたのが母校・星稜野球部の山下総監督だ。「もうここ(エ軍)に骨をうずめる覚悟で頑張って、赤色も実力で似合わせてほしい」。
 例年、年始に手渡す書籍には「正月から縁起が悪いかとも思ったが、死にざまで生きざまが分かる。松井も(今年で)36歳だし、生きざまを残していかないといけない」と、故・山田風太郎著の「人間臨終図巻」を選んだ。
 同著はジェームズ・ディーン、力道山ら古今東西の著名人計923人の臨終の様子を全3巻にまとめたもの。恩師の一風変わった激励に、松井は「帰京後はすぐに体を動かすつもりです」と一両日中に自主トレを再開させる。

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2010年1月6日のニュース