斎藤本格始動に9球団21人スカウトが視察

[ 2010年1月6日 06:00 ]

練習前にファンからプレゼントを手渡された斎藤

 早大の第100代主将に就任した斎藤佑樹投手(3年)が5日、西東京市のグラウンドで本格始動した。

 「やっぱり最後の年なので気持ちを出していきたい」とランニングでは先頭に立って声を出すと、入学以来初めて初日にブルペン入りして変化球を交え約30球投げ込んだ。今秋ドラフトの目玉の始動に、ネット裏では巨人、ヤクルトなど9球団21人のスカウトが視察した。ドラフト1位指名を明言しているロッテは、2月26日からの米ロサンゼルスキャンプも徹底マークする予定だ。報道陣も20社60人が駆けつけるなど甲子園を沸かせた06年夏のフィーバー再燃を予感させるような注目度にも、斎藤は「プロのレベルに少しでも近づけるように練習したい」と謙虚に話していた。

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2010年1月6日のニュース