武田久 球団新の5年連続50試合登板目標

[ 2009年12月31日 06:00 ]

少年野球教室を行う武田久(右手前)と杉谷

 パ・リーグのセーブ王に輝いた日本ハム・武田久が、来季の目標に球団新記録となる5年連続50試合登板を掲げた。この日は川口オートレース場のバンク内で行われた野球教室に参加。「リリーフとして50試合は最低のライン。クローザー(という立場)でもそこは目指したい」と来季を見据えた。

 抑えに転向した今季は55試合に登板して3勝0敗34セーブ。69~72年の金田留広、01~04年の芝草宇宙が持つ球団記録に並ぶ4年連続50試合登板を達成した。同じ野球教室に講師で参加していた野球評論家の芝草氏も「僕と並んでるの?更新だけじゃなく、10年連続くらいいってほしい」と後輩の飛躍に期待した。
 大のオートレースファンとあって、バンク内での野球教室開催には感激の面持ち。「まさかバンク内でやれるとは。来年もまたやりたい」と満足そうな表情だった。

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2009年12月31日のニュース