中嶋&木田 オヤジバッテリーで日本一奪回だ

[ 2009年12月23日 06:00 ]

木田との同級生バッテリーに意欲を見せた中嶋

 オヤジバッテリーで日本一奪回を目指す。日本ハムの中嶋バッテリーコーチ兼任捕手が札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円減の年俸3200万円でサイン。

 ヤクルトを戦力外となった木田が入団したことで、「この年で同級生と一緒にやるとは思わなかったからびっくり。でも木田と会った時に“下柳―矢野の記録を抜いちゃおうか”という話をした」。来季で中嶋が41歳、木田が42歳。阪神の下柳―矢野が昨季に球界史上最高齢バッテリー勝利を挙げている中、中嶋は「今まで冗談交じりに“そろそろ現役を辞めろよ”という空気をつくられていたが、チームが木田を戦力として獲得したことは刺激になるし、やってやろうじゃないかという気持ち」。2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で自主トレを行った木田も、中嶋からのラブコールに「選手からは(組もうと)言えないから、コーチから言ってもらえるのはうれしい。(記録更新のために)阪神勢の誕生日とか調べないとね」と意欲満々だった。

 <大野 ダルと“ケンカ”覚悟>20代バッテリーも負けてはいられない。来季2年目を迎える捕手・大野が、同級生のダルビッシュと“ケンカ”も辞さない考えだ。「自分で納得できない球を投げさせるのが捕手として一番駄目。言うところは言わないと」。梨田監督は来季は正捕手として大野を固定したい考え。中嶋が木田との40代バッテリーを熱望する中「こっちも同級生バッテリーで頑張る」と意気込んだ。

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2009年12月23日のニュース