米国の父明かす…松井秀は“残りたかった”

[ 2009年12月23日 06:00 ]

 “米国の父”と松井が慕う加藤敏夫さん(68)もエンゼルス入団が決まるまでの松井の胸中を明かした。

 加藤さんと松井の出会いは1991年。松井が星稜2年で全日本高校選抜の一員として渡米した際のホームステイ先がアナハイム近郊の加藤家だった。両ひざの手術などでここ数年満足なプレーができなかった松井はシーズン中、来季の去就について加藤さんに「ケガで貢献できなかった。半額でもヤンキースに残りたい」と漏らしたという。加藤さんは「最低でも(ヤ軍から)半額のオファーが来ると思っていたはず。なのに焦らされて、年越しもある状況になってはね」と古巣を去る決断を下した松井を思いやった。

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2009年12月23日のニュース