ソフトバンク

[ 2009年12月8日 06:00 ]

06年5月28日、中日戦でプロ初登板の西山。1イニング3失点のホロ苦いデビューとなった

 山口が初の1億円プレーヤーとなり、松本(いずれも巨人)は新人王。育成出身の選手がめざましい活躍をした今季、オフに育成選手支配下登録第1号となった西山がユニホームを脱いだ。

 「あっという間の4年間でした。これからはチームを支える仕事を一生懸命、頑張りたい」。06年5月23日、この年に導入された育成選手として、小斉とともに球界初の支配下登録をつかんだ。5日後、28日の中日戦でプロ初登板も果たした。06年は代走出場、07年西武が搭乗予定の飛行機のトラブルで先発が流れるなど波瀾(はらん)万丈の4年間だった。
 今後は2軍スタッフで裏方としてチームを支える。主な役割は打撃投手。300球以上の投げ込みにも耐え得る丈夫な右肩は今後、脚光を浴びるであろう若鷹たちの成長を促すため、役立てていくことになる。(福浦 健太郎)

続きを表示

2009年12月8日のニュース