カネやんが名球会会長辞任…後任に王さん有力

[ 2009年12月3日 19:52 ]

 日本プロ野球名球会の臨時株主総会が3日、東京都内のホテルで開かれ、金田正一氏の会長職と代表取締役の辞任を正式に承認した。金田氏は10月に辞任届を提出していたという。新会長は13日に行われる総会で発表される予定で、この会の副会長でもある、王貞治ソフトバンク会長の就任が有力視されている。

 金田氏の後任取締役には元巨人の柴田勲氏が就き、王取締役、長嶋茂雄取締役(元巨人監督)の3人の中から後日、代表取締役を決める。
 柴田氏は「金田さんからは、後進に道を譲ると聞いている。会長は王さんにやってもらいたいと思っている。(メンバー)全員がそう考えていると思う」と話した。
 金田氏は、打者は2000安打、投手は200勝か250セーブ以上が入会条件の名球会が1978年に発足したときから代表的な立場だった。

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2009年12月3日のニュース