藤本FA表明、ヤクルトが獲得名乗り

[ 2009年11月17日 06:00 ]

FA宣言し、決意を新たに会見する藤本

 今季初めて国内FA権を取得した阪神の藤本敦士内野手(32)は16日、他球団への移籍を視野に権利の行使を表明し、球団に書類を提出した。

 03年、05年のリーグ優勝の立役者となった藤本は今季、47試合の出場にとどまった。「阪神で9年間、やらせていただいて得た権利。もう一度、自分でもチャレンジしようと行使した。チャンスが多い自分を必要としてくれる球団が一番いい」と話した。この動きにヤクルトが早速と呼応。正遊撃手の川島慶が右ひじじん帯損傷で来季開幕に間に合うか微妙なだけに、鈴木オーナー代行兼球団社長は「以前から調査をさせていた。これから動きます」と獲得に正式に名乗りを上げた。

続きを表示

2009年11月17日のニュース