オリックス5位左腕 ひと足お先に“本拠地”初勝利

[ 2009年11月17日 06:00 ]

<OBC高島・日本通運>7回途中まで1失点の好投を見せた日本通運・阿南

 スポニチ後援第36回社会人野球日本選手権大会第5日は16日、1回戦3試合を行った。日本通運は、オリックスにドラフト5位で指名された阿南徹投手(25)が7回途中1失点と好投し、5―1で初出場のOBC高島を下した。このほか、今大会最多31度目の出場となったパナソニックと、NTT信越硬式野球クラブがそれぞれ2回戦へ進んだ。

オリックス歴代ドラフト1位と主な指名選手(平成)

オリックス(阪急)歴代ドラフト1位と主な指名選手(昭和)

 オリックスに5位指名された日本通運の阿南が、来季からの本拠地となる京セラドームで初勝利を挙げた。「球場への意識はなかった」と、いつも通り丁寧に低めを突き、6回まで1安打投球。4安打を集められた7回途中で交代したが、先発の役目を果たし「1戦1戦勝ち進んでいきたい」と話した。牧田への継投策がピタリと決まった神長監督も「2人が最少失点に抑えたのが勝因」と満足げだった。

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2009年11月17日のニュース