「結果は重大」元関大野球部員に有罪判決

[ 2009年11月17日 11:58 ]

 他人に譲渡する目的でゆうちょ銀行の口座を開設し、通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして詐欺罪に問われた関西大の元野球部員上野哲朗被告(22)に神戸地裁明石支部は17日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 判決理由で種村好子裁判官は「詐取した通帳は振り込め詐欺の振込先口座に利用されており、結果は重大」と指摘した。
 判決によると4月、大阪府吹田市の郵便局で口座を開設、通帳とカードをだまし取った。
 兵庫県警によると、通帳とカードは元関西大野球部員栗岡裕幸被告(21)=恐喝未遂罪などで公判中=に渡された。

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2009年11月17日のニュース