“リベンジ・シリーズ”の坂本「出塁を意識」

[ 2009年10月17日 06:00 ]

マシンでのバント練習に励む巨人・坂本勇人

 巨人は16日、21日からのCS第2ステージに向け宮崎で短期合宿をスタート。坂本は出塁重視で短期決戦に臨む考えを示した。昨年のCSは4試合で15打数3安打、打率・200と不本意な成績に終わったが、今季は1番打者としてチャンスメークに徹する。

 午前10時から始まった野手練習。原監督からノックを受けると、ランニングで体をいじめた。その後は室内練習場に移動。フリー打撃ではストライクゾーンに来た球だけを広角に打ち分けた。CSでのテーマは出塁に定めた。「短期決戦では1番の出塁率が良ければ勝率も上がっていくと思う。出塁を意識して、練習からボール球を振らないようにやりました」
 優勝決定後は11試合で43打数9安打、打率・209と調子を崩した。その反省を踏まえ「ボール球を振っていたり、もったいない打席が多かった。短期決戦ではもったいなかったとかは言ってられない」と、気持ちを新たにした。

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2009年10月17日のニュース