唐川、勝つことの難しさ知った5勝目

[ 2009年9月12日 18:03 ]

5勝目を挙げ、ファンの声援に応えるロッテ・唐川

 【ロッテ4-2日本ハム】唐川は序盤、直球が高めに浮いた。だからこそ「球を置きにいかないようにした」。細かな制球力は捨て、腕を強く振って勢いを重視した。

 一方でチェンジアップは低めに決まり、ほかに頼れる球種があった。その間に直球も修正した。好投しても救援投手が乱れるなどして勝てないこともあった唐川。しかし、それで勝つことの難しさを知り、本調子でなくても勝てる投球が磨かれた。5月19日以来の白星となる5勝目に「内容はパッとしなかった」とはにかみながらも、安堵感が漂った。

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2009年9月12日のニュース