上原、2勝で“今季終了”「いない方がいいと思った」

[ 2009年9月12日 09:16 ]

今季の残り試合は出場登録せず治療に専念することについて、記者の質問に答えるオリオールズ・上原

 右ひじを痛めて故障者リスト(DL)入りしているオリオールズの上原浩治投手は11日、遠征先のヤンキースタジアムでトレンブリー監督と話し合い、今季残り試合は出場登録せず、治療に専念することが決まった。大リーグ移籍1年目の成績は12試合に先発して2勝4敗、防御率4・05。

 トレンブリー監督は「コウジ(上原)が今季の残り試合で投げることはない。まだ右ひじに痛みがあり、今季は間に合わない」とし、「ボルティモアの自宅に戻すことにした。準備ができ次第、日本に帰ることもできる」と説明。上原は「思い切り投げられないし、いまチームにいても何も貢献できない。だったらいない方がいいと思った」と悔しそうに話した。当面は日本には帰国せず、ボルティモアでトレーニングを続ける予定。
 上原は6月23日のマーリンズ戦で右ひじの腱を痛め、今季2度目のDL入り。9日にチームに合流してブルペンで投球練習したが、患部の痛みが完全に引いていないため、出場登録されなかった。
(共同)

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2009年9月12日のニュース