三沢満塁弾!2戦連発で2年ぶりVに焦点

[ 2009年8月30日 06:00 ]

<Honda熊本・東芝>3回1死満塁、右越えに満塁本塁打を放つ東芝・三沢

 【都市対抗・東芝7-4ホンダ熊本】東芝の5番・三沢が3回1死満塁で今大会初となる満塁アーチを右翼席に運んだ。初戦の東邦ガス戦に続く2戦連発に「打点にこだわっているので、本塁打よりもチャンスでしっかりと点を取ることができたのがうれしい」と話した。1年目の07年に優勝を経験しているが、自身は補強選手が加入したことでベンチを外れ、データ係などの裏方に回った。日本航空、亜大時代からスラッガーとして名をはせた三沢は「優勝はうれしかったけど、個人的には悔しかった。まだまだこんなところで満足してられない」と2年ぶりの頂点に狙いを定めていた。

 <ホンダ熊本 序盤の大量失点が響く>3回の満塁弾があまりに痛かった。先発の江波戸から上見にスイッチした直後に三沢に一発を浴び、渡辺監督は「投手を代えてリズムをつくろうと思った。都市対抗は一発の怖さがある」と渋い表情。終盤の猛攻で3点差まで詰め寄っただけに、序盤の大量失点が響いた。ただ、6年ぶりの出場で2勝。指揮官は「若いチーム。力を出し切った上での結果なので収穫は十分」と前を向いた。

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2009年8月30日のニュース