阪神が巨人に競り勝つ 下柳7勝目

[ 2009年8月30日 18:06 ]

1回、阪神2死、鳥谷が右越えに先制ソロを放つ

 【阪神3―1巨人】伝統の一戦第3ラウンドは阪神が競り勝って、今カード2勝1敗と勝ち越した。6回1失点(自責0)と好投した阪神・下柳が今季7勝目をマークした。

 点の取り合いとなった29日の試合を制した巨人。マジック減らしへ、先発マウンドには高橋尚。迎え撃つ阪神はベテラン下柳だ。
 阪神が1回、鳥谷の13号ソロで先制したが、巨人も2回、無死一、三塁のチャンスをつくり、脇谷の内野ゴロの間に1点を返して追いついた。
 阪神は3回、平野の左前打と金本の四球で1死一、二塁の好機を築いたが、新井が投ゴロ併殺打に倒れて得点ならず。
 巨人も5回、高橋尚の右前打などで2死一、三塁としたが、小笠原が空振り三振で勝ち越しの1点が奪えない。
 阪神は5回、2死から平野の中前打、鳥谷の四球で一・二塁とすると、金本の右前適時打で1点を勝ち越した。
 巨人は6回、先頭のラミレス、谷の安打などで2死一・三塁とするが、脇谷が倒れ無得点。下柳を攻めきれない。下柳は6回を7安打1失点(自責0)の好投で降板した。
 阪神は8回に鳥谷の左二塁打などで1死三塁とすると、新井の左犠飛で貴重な1点を追加。7、8回をアッチソン、9回は藤川とつないで逃げ切った。

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2009年8月30日のニュース